いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係

いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係について、よくある誤解は
いびき=睡眠時無呼吸症候群 と考えられていることです。

いびきと無呼吸の関係

いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係は上の図のようになります。

睡眠時無呼吸症候群の患者さんには症状の一つとしていびきがありますが、いびきだけの患者さんもいるのです。
実際に当院を訪れた患者さんの中にも、いびきがひどく他の病院に行ったら無呼吸の検査を勧められ、検査を受けたところ、いびきだけだったという方も数多くいます。

では、いびきだけで睡眠時無呼吸症候群ではない患者さんと、一方無呼吸症候群になっている患者さんとの違いについて、おおよその目安を上げます。(これには例外があります)

まず、性別(外見等)でわかる特徴から説明します。
女性は一般に睡眠時無呼吸症候群になりにくく、いびきだけの場合が多いのです。
男性でも標準体重以下の場合は、無呼吸症候群の合併は少ないのです。

一方、睡眠時無呼吸症候群になりやすいのは肥満の方です。

自覚症状としては、日中のねむけ(会議中・運転中等)がある場合は睡眠時無呼吸症候群になっていることが多いので要注意です。

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C-PAP治療にお悩みの方へ

睡眠時無呼吸症候群のおこる理由のほとんどは、空気の通り道である気道が狭いためにおこります。狭くなる場所は3か所です。

1鼻腔
2咽頭(口蓋垂いわゆるのどちんこの場所)
3舌根部です。

このうちの1と2は手術により広げる事が可能です。3は多くの場合肥満が関係しています。1、2の部位を広げる手術をおこなうと、無呼吸が改善されることはすでに多くの論文で立証されています。また肥満による3の部位が狭くても、1、2の部位を広げた後は、無呼吸が軽減される論文も多くでています。

C‐PAP(持続的陽圧呼吸器)はもともと狭い気道に圧力をかけ空気を押し込むのですから、装着感が必ずしもいいものではなく、安眠の妨げになることが多いのが事実です。
無呼吸改善のために当院では、根本治療である手術をおすすめしています。

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無呼吸対策の為の花粉治療について

来春は花粉の飛散量が多い事が予想されます(平年の1.5倍、今春の3倍
花粉飛散
睡眠時無呼吸症候群の大きな原因は、気道(空気の通り道)が狭いことです。
気道は鼻から始まります。これからの季節、花粉の飛散時期を迎えます。
鼻づまりがおこれば、寝ているときに苦しくなることは、多くの皆さんが経験されていると思います。結果、無呼吸も悪化します。
花粉症を含めアレルギー性鼻炎による鼻つまりの治療法はいろいろありますが、
直接鼻腔を広げるレーザー治療は確実な効果が望めるので、推奨する治療法です。

来年の花粉症対策は、もう始まっています。早めご予約をお勧めします。