無呼吸セルフチェック

無呼吸・自己診断

自分で無呼吸であると気づく方は皆無に近く、家族などの指摘で気づく方がほとんどです。
代表的な症状をあげましたので、セルフチェックを行ってみてください。

セルフチェック

眠っている時に、大きないびきをかく

大きないびきをかくということは、気道が塞がれている兆候です。
この状態が進行すると無呼吸が発生する可能性が高くなります。

睡眠中、呼吸が止まっていると指摘されたことがある。

これは気道が塞がり、呼吸が止まっている症状です。
万病の元になっていきます。

睡眠中、息が乱れたり、息が苦しくて目が覚める

睡眠中気道が閉塞することで、呼吸が乱れたり、苦しくて目がさめるという状態になっています。早めの受診をお勧めします。

日中、しばしば居眠りをする。

睡眠の質が低下している症状です。いびきや、無呼吸症によって睡眠の質が低下し、日中、習慣的に眠気を起こします。

以前より集中力や判断力が低下していると感じる

集中力・判断力の欠如は、無呼吸・いびきなどの睡眠障害が関係していることがあります。
また、女性や中高年の男性は、習慣性いびきや睡眠時無呼吸症候群があると、症状のない人に比べ高確率でうつ病や不安障害を発症していることが報告されています。
原因は、いびきや睡眠時無呼吸により、正常な睡眠が妨げられ十分な睡眠がとれていないためです。

昔に比べ、太って、顔つきが変わったと言われた。

いびきなどの睡眠障害そのものが原因となり、肥満をひきおこすことが最近の研究で明らかにされました。アメリカの厚生労働省にあたるNIHの大規模な研究でそのメカニズムがわかったのです。いびきなど睡眠障害があると、睡眠時に脳の食欲に関係する、視床下部の神経活動が活発化することが明らかにされたのです。その結果、食欲が増し肥満体質を招くことが論文で報告されました。